太陽の香り
「日向日向〜」
「あ?」
嬉しそうに呼ぶから、微妙に嫌な予感がしながら隣で柔軟している伊月に顔を向けた。
猫のようだとこいつの性格を見て度々思うけれど、こんな所まで猫じゃなくていいと思う。
伊月は多分、部内で一番身体が柔らかい。
因みに小金井が一番硬い。
高校生男子としては気持ち悪い位床にぺったりと前屈していた。
「ひなたの臭いってさ、字面なんか変態だよな」
「…あ?」
何言ってんだコイツ、と思った。
それから字面、と言われてその字を思い出す。
「ひなたの臭い、俺は好きだけどな。暖かい感じで」
「……………」
「……あの、公共の場でイチャつかないでくださいますか」
言葉が無くなってしまった日向に、伊月の背中を押していた黒子が居心地悪そうに言った。
日向の背中を押しているのは水戸部で、どう思っているのかは推し量れない。
伊月はそんな状況を楽しむ様に笑っていた。
意味がよく判らないww
ちょっとBLっぽく…なったか…?
ちょいちょい、日向をひなたって読み間違えます。
黒バス好きとしてどうなんですかねw